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    釣り……。

    カモメの鳴き声:ヒョーーイ、ヒョーーーーーイ
    さざ波:ザザーー、ザーーン

     ねえっ、見て見て! シュンリ、ワカメだよ〜ッ。(足をぶらぶら)

     ……。

     ねえったら! いっぱいある。ヌルっとしてきもち〜

     ……やめてくれ

    カモメ:ヒョーー

     ……なかなか釣れないね。でも始めたばっかりだし

     ……。

    波:ザーーン

    カモメ:ヒューーイ

     ねえっ、フナムシ触れる〜ッ?

     食うのか


    食べないよっ。こいつらはどう処理してもマズいし、魚の餌くらいにしかならないの。
    でもね、海に投げると楽しいよっ。

     ふーん。

    波:ザザーーン


     ……こんなに捕まえた!!
     えいっ。ほら見て!

    (フナムシを海に放り込む)

     うわ、カモメが寄ってきて魚が逃げたじゃないか……。

     ご、ごめんっ。

     ……。

     で、でもさ、こういう何もないのも楽しいよねっ

     つまらん!

     ……即答……。

     釣りはやめだ。

     えっ

     折角水着を着ているんだから、泳ごう

     え、うん。まあそうだね。じゃあ私に釣竿持たせて

     お前も泳ぐんだよ


     私はいいよ。あんまり泳げないんだ。浮き輪持ってきてないし、溺れちゃう

     溺れはしないだろ、そんなデカい浮き袋が二つもついてるんだから。


     ぐ……。(あ〜〜っ。やっぱりデブって思われてるじゃんっ! こんなハミ肉あんまり見せたくないよ……。
    こういう肉っぽいの、シュンリって好きじゃなさそうだし……)

     こっちの方が倍は楽しいね

    ザパ、ザパ、ザパ

     これは……

    ヌル、ヅゥルル……

     ワカメだ!

     魚も沢山居る

     ザパ……

     な、なんて楽しそうに泳ぐんだろう……。うずうず…… えーい

    ッザパーーーン

     うん。


     あ、確かに浮くね……(自嘲)
     でも、もういいやっ。やっぱ私、足がつかないのちょっと怖いや。

     ……だからいけるって。泳げないならみっちり特訓だ


    終わり
     
    posted by 小説あらすじ |